ならのき日記

スロバキアで版画と絵本の制作の日々と、散歩の日記

ウィーンの画材屋さんに行く

2月の中頃、久しぶりにウィーンの画材屋さんに行ってきました。 ブラチスラヴァから電車で1時間ほどかかります。 国境が地続きということが、未だに不思議に感じることがあります。 ブラチスラヴァ中央駅から電車で15分か20分くらいで、オーストリア。…

12月の散歩と匂い

数年前から、暮しの手帖に載っていた、素晴らしく美味しく且つ手のかかるシュトーレンを毎年12月に作ります。 スロバキアのご家庭では、クリスマスには色々な種類のお菓子を焼くのですが、我が家では数年前からシュトーレン一筋となりました。10月頃から…

ノントキシック銅版画の冊子

ノントクシック銅版画の技法の冊子が、日本から届きました! 「Non-Toxic Intaglio Printmaking ノントキシック銅版画への誘い」 著者は、湊七雄氏、マルニックス・エヴェラート氏。 ネットでも公開されているのですが、文字が潰れて、判読できない箇所が多…

ノントキシック銅版画の冊子

ノントクシック銅版画の技法の冊子が、日本から届きました! 「Non-Toxic Intaglio Printmaking ノントキシック銅版画への誘い」 著者は、湊七雄氏、マルニックス・エヴェラート氏。 ネットでも公開されているのですが、文字が潰れて、判読できない箇所が多…

ノントクシック銅版画のハードグランド

ノントクシック(無毒性)銅版画をやり始めて、7、8年くらい?になるでしょうか。 従来の銅版画のテクニックは、有機系の溶剤(シンナーの類)やアスファルトを使用するので、残念ながら環境や体に優しくないものです。 ただやはり、従来の銅版画の長年か…

エゲルのミナレット 

7月の末、取材の旅で宿泊したハンガリーの町エゲルは、城址があり教会堂があり、古い建物や、長い長い地下道が残る、歴史を感じさせる町でした。 その昔トルコに攻められ、一度は撃退したものの、その後の攻撃で開城を余儀なくされました。約100年ほどト…

ハンガリーのパローツの村

先週から1週間ほど、ハンガリーへ取材兼家族旅行へ行ってきました。 ハンガリーのエスニックグループ、パローツ人の民話を翻訳・絵本の企画をたてている最中なのですが、書籍やネットでの資料集めが難しいことと、民話が採集された場所に行って、自分の目で…

エルダーフラワーをとりに。

先週末、森へエルダーフラワーを取りに行きました。 甘くかつ爽やかな香りのする花です。 薬効があり、感冒に効くとされ、デトックス効果やリラックス効果などがあるそうで、 シロップやハーブティーなどに利用されます。 子供が小さい頃は毎年作っていたの…

絵本原画制作、終了。

描き終わりました、絵本原画。 原画のデータを編集者の方に送って、チェックして頂いている最中ですので、 修正が生じることもありますが、とりあえず制作は、ほぼ終わりとなりました。 描き終わると、いつもちょっと寂しい感じがします。 絵を描いている最…

ちょっと一服

3月に絵本の締め切りが迫り、原画制作以外は後回し気味になっています。 細かく描き込む絵が後半のページに集中しており、描くのは楽しいけれど、肩こりが半端ではない状態に。 ちょいと一息と思い、お茶を入れて居間のテーブルに置いて、キッチンで洗い物…

ウクライナといえば。

昼飯の最中、夫が昨晩見たという映画の話をし始める。 ウクライナの東部の紛争地帯の話だ。 話が怖くて暗くて、ご飯の味が分からなくなる。 隣の国で、戦争があるということ。 隣の国だとしても、そのリアリティを想像することは難しい。 戦争についての情報…

イノシシが

微妙にロックダウンが緩和されている。12月頭よりはマシだけれど、感染者数はかなりの数なので、なぜ今?と思う。 クリスマス前だからだろうか。 でも、どこかに出かける気にはならないし、森への散歩も、ここ最近イノシシが増えたらしく、なんとなく一人…