ならのき日記

スロバキアで版画と絵本の制作の日々と、散歩の日記

エルダーフラワーをとりに。

先週末、森へエルダーフラワーを取りに行きました。

甘くかつ爽やかな香りのする花です。


薬効があり、感冒に効くとされ、デトックス効果やリラックス効果などがあるそうで、

シロップやハーブティーなどに利用されます。

 

子供が小さい頃は毎年作っていたのですが、ここ2,3年はご無沙汰していました。

今年は復活せさるのも良いなと思い、花が咲き切らないうちに、いざ森へ!と出かけました。

 

割合、木の高いところに花が咲いているので、枝をつかみ花を引き寄せて、採取。 

花を取ると黄色い花粉が飛んで、ふわっと良い香りが更にしました。

日の当たっているところに咲いている花は、より香りが強いようでした。

日差しは強いけれど、気持ち良い風が吹いて、エルダーフラワーの花の香に包まれ、爽やか極まりない、と思う週末の午後でした。

 

花のうえに乗っかって、なにやら食事中らしき虫も発見。 

 

 

シロップを作る作業していると、家の中に花の香りが充満して、なぜだか懐かしい気分になりました。

 

思い起こしてみると子供の頃、父に連れられて、山の中できのこ取りだの、ギョウジャニンニクだの、ウドやらタラの芽、コケモモなど、さんざん拾って歩いていました。

 

季節の植物の匂いや味は、すっと体になじむ感じがします。

 

出来上がったシロップは、水で割って飲んでも良し、お茶に入れても良し、夏の間に重宝します。

秋になって風邪をひきそうな時期には、残念ながら残ることは、めったにありません。

今年はどうでしょうか。